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【京都 建仁寺】初めての座禅会&写経体験!瞑想中に感じたこと

毎月第2日曜の朝8時から行われる、建仁寺での座禅会に参加してきました。
禅寺体験 | 建仁寺
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座禅会開始までの流れ

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早朝の鴨川をのんびりお散歩しながら会場へ。

こちらの座禅会は参加費無料、予約不要なので旅行者でも気軽に参加しやすいです。
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少し早めに到着したので、お庭を観賞。

静かな雰囲気のなかで、朝日に照らされたお庭を眺める贅沢な時間。
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座禅は大広間に座布団(坐蒲)をたくさん並べて行いました。

この日は人が多かったのか、縁側で組まれる方も。


まず始めに、座禅の組み方や姿勢の正し方、視線のやり方などを習います。
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座布団の上に、もう1つ半分くらいのサイズの座布団が置いてあって、そこに腰かけて足を組みます。

片方の足だけをのせる方法(半跏趺坐)だと、体が固い私でも楽に組むことができました。

それよりも、開け放たれたお寺で裸足になることのほうが冷えて辛かったです。

姿勢を正し、呼吸を整えたら、鐘の合図とともに座禅開始。

一気に張り詰めた空気が漂います。


そもそも何故座禅会に参加しようと思ったのか

こんな私も修行したい!精神道入門

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今まで、呼吸に集中してみたりアプリを使ってみたりして、独力で瞑想ぽいことは時々やっていたんだけど、いつも「自分の体に意識を集中」するだけで留まっていて。

よく言われる「フロー状態」や「ゾーンに入る」っていうのも、仕事とかに没頭していると『自動操縦モード』になってて、いつの間にか終わっていたなんてことはよくあるんだけど、これが『瞑想状態』かって言われると正直疑問で。


ぶっちゃけ「脳をすっきりさせる」という目的なら、仮眠したほうがよっぽど効果的なんじゃないかと思っていたくらい。


そもそも雑念や妄執にとらわれやすい人ほど、安易に1人で心の奥に潜るのは危なくない?


でも経験したこともないのに、憶測で決めつけるのも違う気がする。

怖いけど、気になるんだったら、やってみよう!

怪しくない場所で、万人に開かれていて、初心者も多いところなら、たぶん大丈夫なはず!

いつもの事ながら、豆腐メンタルを好奇心でカバーし、行動力で押しきる感じで参加を決意しました。


座禅中に感じたこと

建仁寺では、20分×2回の座禅を行います。
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まぁ初めは全然集中できないよね。

畳の模様、人の気配、お坊さんの動き等々、周りが気になって仕方ない。

呼吸を数えようとしても、10まで数える前に雑念が浮かんでくる。

視線も見ようとすると情報として入ってきちゃうし、見ないようにすると段々寄り目になってきて変な感じに。
いっそのこと目を閉じようかとも思ったけど、そうすると眠くなるし。

あれこれと試行錯誤しながら、片目を閉じて片目を半目にするという妙なスタイルに落ち着いたところで、1回目の座禅が終了。

休憩中は足先の冷えや懲りをほぐして過ごしました。


そして2回目の座禅。

先ほどよりはスムーズに集中していけましたが、ここで浮かんだのが、「警策どうするか問題」。
(警策:お坊さんが棒でバシィッと喝入れるあれです。)

こちらでは志願者のみ受けることができます。

せっかくなので受けようかとも思ったのですが、隣の人が警策を受けたときの風圧を感じた瞬間、オカマバーでハリセンくらったときの事を思い出してしまい。
【京都カルシウムハウス】ゲイは芸!?梶子ママに学ぶ『職業オカマ』としての生き様 - 全力にゃんす!

あ、これこのまま受けたら逆にステージショーが脳内再生されるやつだ。

そのままオカマさんの妄想を追いかけずに見送るため、敢えて断念。

煩悩にも程がある!


そして、その少し後くらいから記憶がない。


突然終了の鐘がなって、すごくびっくりした。

しばらく動けないし喋れない。

感覚としては、子どもの頃、夢中になって本を読んでいると、読み終わってもしばらく本の世界から帰ってこれないときがあったんだけど、それのもっと深くて暗いバージョン。寝起きともまた違う。


瞑想からの目覚めってもっと優雅なものだと思っていたけど、わたわたと落とし穴から這い上がるような気分だった。


超集中状態だったのか、妄執にとらわれて闇落ちしかけたのかはわからないけど、


こっわ!
こんなんよく気軽にオススメするなー。

人がいるところでやって良かった!


これが瞑想直後の正直な感想。


お経の唱和と茶礼と法話の間に段々落ち着いてきたけど、1人でやるときは、まずは時間を短めにして、終わり方もきちんとしようと思いました。


写経にもチャレンジ!

座禅会の後、お寺を拝観して回り、受付で写経を申し込んでみました。志納料1000円。

上から筆ペンでなぞるタイプなので、初心者でも簡単に始められます。

どちらかと言えば、文字を書くというより、絵を塗る感覚に近い。
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ただ、ここで写経するにあたり問題が。

写経を始めたときは、まだ一般の開館時間前だったので静かだったのですが、拝観客が増えるにつれて、ガヤガヤと声が大きくなり。

一応専用のお部屋が用意されていて、そこでやるのですが、拝観順路に開け放れて位置しているため、「写経部屋」と書いてあるにも関わらず、一般の方も平気でずかずか中に入って後ろで大声で喋る。

もっとひどくなると、勝手にシャッター音を響かせて写真を撮り出す始末。


いや、貴方達の撮影協力のために書いているわけじゃないんですが。


よっぽど振り返って睨み付けようかとも思いましたが、これも修行の1つだと思い、作業に集中することに。

しばらくすると周りの雑音などどうでも良くなってきましたが、写経希望者以外の入室や無断撮影は完全にマナー違反なので、是非とも改善して頂きたいところです。

とはいえ、写経自体は墨とともに心の汚れが出ていくようで、文字の一画一画を丁寧に扱いながら筆を運ぶのは、とても充実した時間でした。
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写経される方は、
・人が少ない時間(平日or座禅会直後)
・一番前の隅の席(撮られても後ろ姿だけで済む)
・最後に願い事や住所氏名を記入する際は、現実に戻ってきて周りに注意

など、いくら心を浄化するために夢中になっていたとしても、最低限の自衛心は忘れないでください。


最後に

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座禅も写経も、良いことも悪いことも含め、実際にやってみなければわからないことばかりでした。

自分の心と向き合う行為なので、人によって感じ方は大きく異なるでしょうし、同じ人でもそのときの心の持ちようによって捉え方は様々に変化していくと思います。


たった1回で何かが劇的に変わるほど人は単純ではありませんが、されど1回体験してみることで、日常のふとした瞬間に呼吸に意識を向けてみたり、文字の止めはねにちょっとだけ気を配ってみたり。


誰にも気付かれないだろうけど、ほんの少しだけ「今」を丁寧に生きることが出来るようになったのかな、と思いました。