全力にゃんす!

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【福岡県 ホステルねこ蔵】保護猫シェルター付きゲストハウスに宿泊&お手伝いしてきました!

かわいいにゃんこを愛で、美味しいお酒と料理に舌鼓を打ち、ふかふかのお布団で眠るだけで不幸な猫を救うお手伝いができるーそんな夢のような施設が博多に出来たので、行ってきました!

 

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<ホステルねこ蔵とは>

①保護猫シェルター、②カフェ&バー、③ゲストハウスの3つの機能を合わせ持った施設。
新築2階建てのこじんまりとした可愛い建物で、1階左手にシェルター、右手にカフェ&バー、2階にゲストハウス(男女別ドミトリー&個室)があります。
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 (写真はオープニングセレモニーのときのもの)
 
  • ①保護猫シェルター
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動物愛護センターから殺処分が決まった猫を救出、一時的に保護し、飼い主を探すための施設。
エサ代などの運営費用は宿や飲食スペースの売り上げから捻出しています。
 
同じ建物内に、飲食店や宿泊施設を兼ねているため、衛生管理はかなりしっかりしています。
 
・カフェ&バーとシェルターの入り口は別
・シェルター入室前に消毒&専用のジャンパー着用
・シェルター退出前にコロコロ、再度消毒
・常にスタッフが常駐
・飲酒状態での入室は禁止(隣のカフェ&バーから窓越しに見る事はできます)
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等々、細かいルールが定められており、ヘタな動物ふれあい施設よりもよっぽどちゃんとしているな、という印象。
 
中にいるにいる保護猫ちゃん達も、元野良猫ということで病気とか人懐こさとかどうなんだろうと思っていましたが、実際はこの通り。
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入った途端に可愛い子猫ちゃん達に囲まれ、オモチャを見せると全力で遊び回り。
まったりしたい大人の猫さん達は、頭上のキャットウォークから下界の様子をのんびり眺めながらくつろいでいるー。
なんというパラダイスですか、ここは。
 
ゲストハウスに泊まらなくても、シェルターの見学は可能です。(HPより要予約)
 
 
  • ②カフェ&バー
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昼間は和カフェ『茶蔵』、夜は日本酒バー『夜茶蔵』として、九州の新鮮な食材を使った料理や「チャンピオン・サケ」に輝いたこともある喜多屋さんの日本酒を使ったカクテルなどを楽しむ事が出来ます。
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お酒も口に含んだ瞬間にふわぁっと芳醇な香りが広がり、それでいてベタつかずスッと喉を通っていく感じ、控えめに言って最高。
 
 
  • ③ゲストハウス
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1泊2900円から泊まれる、素泊まりの格安宿。
二段ベッドが二つ並んだドミトリータイプのお部屋が4つ(うち半分は女性専用ドミトリー)と、1~2人用の個室が1つ、全部で18床あります。
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キレイなのはもちろんですが、ここでも随所にルンバや消毒薬が置いてあって、やはり衛生面にはかなり気を配っているのだなという印象を受けました。
 
 

<清掃ボランティア体験>

翌朝、保護猫シェルターのお掃除をお手伝いさせてもらうことに。
 
最大15頭を収容しているので、トイレ掃除だけでもかなり大変。
構ってちゃんは足にまとわりつき、キレイ好きさんは掃除したトイレを早速使い、やんちゃさんはゴミ袋を倒していく 、カオスな現場。
 

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手伝ってくれてるつもりなのか、勝手にルンバ起動させていくヤツもw
 
 そんななか、今まで300頭近くの保護猫のお世話をされてきたオーナーさんと色々お話しして感じたこと。
 
  • ①福岡県では、年間1億円もの税金を殺処分に使っている

この費用を少しでも命を救うほうに回してくれれば、というお話。

 

だけど、私個人の意見からすると、殺処分する行政が悪いっていう単純な話じゃないと思う。

愛護センターに断られたから、という理由で動物病院に安楽死を頼んだり、その辺に捨てて行くケースも珍しくない。

 

本当に大切なのは、生涯飼育の徹底や、無責任な餌やりが招く危険性の周知、TNR活動による繁殖の抑制など、殺処分に持っていく前の段階で対策を練ることなんじゃないか、と思いました。

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 ※TNR活動…野良猫を捕獲して避妊or去勢手術を行い、再び元の場所へ返すこと。手術した猫には印として耳の一部をカットするため、その形状から「さくらねこ」と呼ばれる。さくらねこは地域ネコとして、一代限りの生涯を全うする。ここのカフェ「茶蔵」の屋号も、この「さくらねこ」が由来。

 

  • ②救えないこともたくさんある
施設のキャパの問題で引き取ることができない、せっかく保護しても病気で亡くなってしまう。
猫のことが大好きで、猫のために一生懸命頑張っているはずなのに、それでも助けられない悔しさ。いっそ関わらない方が良かったのかもしれない、と自分を責めることもしばしば。
 
それでいて、自称善意の人からは野良猫を保護したけど自分では飼えないから引き取ってくれ、治療してくれと押し付けられ、断ると激怒される。
 
この報われなさは、痛いほどよく分かります。
 
でも、そこで立ち止まるわけにはいかない。
 
たくさんの命と関わってきたからこそ、苦い経験もたくさんしてきた訳だし、関わらなければ失っていたであろう命もたくさんある。
 
同業者以外でもこんな覚悟を持って動物に向き合ってくれている人がいるんだなと、仕事を続ける上での励みになりました。
 
  • ③支援の形を増やしたい

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 今回私が保護猫のために出来たことは、①クラウドファンディング、②ゲストハウス泊、③カフェ&バー利用、④清掃ボランティア、⑤ブログ執筆の5つ。

 

今まで私財を投げ打つか、仕事を辞めてボランティアしない限り貢献できないと思っていたので、趣味を利用して楽しく保護猫に関わることができて嬉しかったです。

 

ねこ蔵さんの考えでは、ゲストハウスやカフェだけでなく、ここを拠点に保護猫活動の場を増やしていくつもりのようです。

 

自己犠牲を伴わない支援の形がもっと広まれば、もっと多くの方が興味を持って関わりやすくなるんじゃないか。

寄付だけに頼らない自走式の慈善事業がもっと軌道に乗れば、もっと大きく世の中を変えていくことが出来るんじゃないか。

 

そんな事を思った、今回の旅。

 

この記事を読んでくださった方が、保護猫について、何か考えたり行動してくださるきっかけに少しでもなれたら幸いです。